**オークマ株式会社（Okuma Corporation）**は、愛知県に本社を構える世界有数のCNC工作機械メーカーで、創業125年以上の歴史を誇ります。1898年に大隈栄一により名古屋で創業され、製麺機の製造から始まり、1904年に工作機械の製造へと転換。1918年には「大隈鉄工所」として正式に設立されました。現在では、グローバルなスマート製造を牽引する存在として成長を続けています。

今回の本社リノベーションでは、「技術と人の融合」をコンセプトに、展示エリア・会議室・オフィス空間の機能性とブランドイメージを一新しました。

展示エリアは、無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインにより、CNC工作機械の精密さと存在感を最大限に演出。フロアには高光沢仕上げを採用し、スポット照明とともに製品の魅力を引き立てます。奥にはブルーの円卓スペースと「OPEN POSSIBILITIES」のメッセージが象徴的に配置され、未来志向の企業姿勢を表現しています。

会議室には、自然光をふんだんに取り入れる大きな窓と、思考を促すホワイトボードウォールを設置。明るく集中しやすい空間が生まれました。
オフィススペースは、木目調フロアとオープンレイアウトを基調とし、現代的で快適なワークプレイスを構築。柔らかな色調と動線設計が、働きやすさとクリエイティビティを両立しています。

機能性と美しさを兼ね備えた空間は、オークマが目指す「人にやさしいスマートものづくり」の理念を体現しています。