2023年5月23日から27日までの5日間、マレーシアのランカウイで、国際的な海事・航空宇宙展示会であるランカウイ国際海事航空宇宙展（LIMA）が開催されました。この展示会は、2019年以降で初めての開催となりました。

LIMAはアジア太平洋地域で最大規模の海事・航空宇宙関連の展示会であり、マレーシア国防省と運輸省の協力によって実現しました。展示会は、マフスリー国際展示場（MIEC）とリゾート・ワールド・ランカウイ（RWL）で開催されました。通常、LIMAは2年に一度の頻度で行われますが、COVID-19の世界的な拡散のため、2021年に延期されました。今年のテーマは “The Nexus of Asia’s Maritime and Aerospace Trade”（アジアの海事および航空宇宙貿易の中核）でした。

開幕式は2023年5月23日に行われ、国防大臣YBhg. Datuk Seri Mohamad Hasanと運輸相YB. Anthony Loke Siew Fookが出席し、内務大臣Datuk Seri Saifuddin Nasutionとケダ州首相YBhg. Dato’ Seri Haji Muhammad Sanusi bin Md Norも開会式に出席しました。展示会では、海事から航空宇宙まで、防衛および商業の両分野でさまざまなデモンストレーションが行われました。屋内および屋外での展示や静態展示も行われ、多くの来場者を魅了しました。曲技飛行ショーには、インドネシア、中国、韓国、アラブ首長国連邦、ロシアの5か国が参加しました。このイベントは、防衛関連の専門家たちの協力を強化し、地域協力を通じてマレーシアの防衛産業の能力を高めることを目的としています。