2024年11月19日、株式会社ニッソウ(Nisso Corporation)は、マレーシアの不動産紹介事業を強化するため、現地パートナーであるTOMORROW WTO SDN BHDと協力体制を築き、本格的に市場参入を開始しました。同社の前田浩社長と日本リゾートバンクの経営陣は、現地視察の一環としてジョホールバルを訪れ、注目の不動産開発プロジェクトである「R&F」と「Forest City」を見学しました。これにより、同社はマレーシア各地の魅力的な物件を日本の顧客に提供する準備を進めています。
現地パートナー:TOMORROW WTO SDN BHD
TOMORROW WTOは、マレーシアに拠点を置く不動産コンサルティング企業で、現地市場の深い知識と広範なネットワークを活かして海外投資家をサポートしています。特に、日本人投資家や移住希望者向けのコンサルティングに注力しており、法務手続きや税制対策、購入後の管理までワンストップで支援を提供しています。
弊社の代表は、日本とマレーシアをつなぐ架け橋として活動しており、これまでにも多くの日本人顧客に対して安心で効率的な不動産購入をサポートしてきました。ニッソウとの連携により、さらに幅広い顧客層に対応し、信頼性の高い不動産サービスを提供することが期待されています。
R&F
ジョホールバル旧市街地に位置する「R&Fタワー」は、中国系デベロッパー「R&Fプロパティーズ」による大規模な複合開発プロジェクトです。この物件は、交通の便が良く、ジョホールバル中心地からシンガポールへのアクセスも容易です。高級住宅、商業施設、オフィススペースが融合した設計となっており、シンガポール在住者や国際的な投資家にとっても魅力的な物件です。
特に、日本人顧客にはシンガポールとの近接性が評価されており、国際的なビジネス環境や高品質な生活を求める層に人気があります。
Forest City
「Forest City」は、ジョホールバル沖に位置する埋立地プロジェクトで、中国の大手不動産会社「カントリーガーデン」が手掛ける未来型都市です。環境保護と都市開発を融合させたコンセプトが特徴で、緑豊かな都市空間や持続可能なエネルギー利用が注目されています。
住宅エリアのほか、商業施設、国際学校、ホテル、ゴルフ場などが整備され、外国人投資家やリゾートライフを求める層に向けた総合的なサービスを提供しています。マレーシア政府との協力により、投資家向けのインセンティブや購入手続きの簡素化も進められています。
今後の展望
ニッソウとTOMORROW WTO SDN BHDの連携により、ジョホールバルをはじめ、クアラルンプール、ペナン、ランカウイなどマレーシア各地の魅力的な物件を日本市場に提供する計画が進行中です。
マレーシアは多文化共存や温暖な気候、外国人向け優遇政策(MM2Hプログラム)など、生活環境の良さで知られています。こうした背景を活かし、ニッソウは日本人投資家に対して安定した資産運用や移住を支援するソリューションを提案します。
この取り組みは、日本とマレーシアの経済的・文化的な結びつきを強化するだけでなく、顧客に新たな投資の選択肢を提供する重要な一歩となるでしょう。