長年の期待を経て、マレーシアはついに長距離電気列車サービス(ETS)を正式に開始し、ジョホールバル(JBセントラル)とクアラルンプール(KLセントラル)を結ぶようになりました。この鉄道輸送のマイルストーンにより、半島横断の移動が大幅に改善され、移動時間が短縮され、マレーシア国民やシンガポールからの訪問者にとって新たな旅行や通勤の可能性が開かれます。
歴史的開通:何が起きたのか
2025年12月12日、マレーシアのETS列車サービスは、JBセントラルとKLセントラル間の南部延伸区間で運行を開始しました。これにより、西海岸電化複線化プロジェクトが完了し、マレー半島の北部と南部が電化鉄道でつながりました。これまでETSはゲマス以北を中心に運行されていましたが、この最後の南部区間も電化され、正式に開通しました。
公式開通式は2025年12月11日にジョホールバルで行われ、首相ダトゥク・セリ・アンワル・イブラヒムやスルタン・イブラヒムを含む国の指導者が参加しました。一般向けの運行は翌朝より開始されました。
🚄 旅行者にとってのメリット
⏱️ 移動時間の短縮
この電気列車サービスにより、KL ↔ JB間の鉄道移動時間が大幅に短縮されます:
- 以前は、ディーゼル列車や長距離道路移動で最大7時間かかっていました。
- 現在はETSで、約3.3時間で移動可能です(停車駅やサービス内容により変動)。
これにより、車やバスと競合できる、より快適で時間通りの移動が可能になります。
🌏 JB–KL以遠:RTSリンクとシンガポール
ジョホールバル–シンガポール高速輸送システム(RTSリンク)は別プロジェクトですが関連性があり、鉄道でシンガポールとマレーシアを接続します。完成時には、以下を結びます:
- ブキッ・チャガール(JB)(マレーシア)
- ウッドランズ・ノース(シンガポール)
開通予定は2026年末〜2027年初で、乗客は一度の出入国手続きでシンガポールから直接JBへ移動でき、その後ETSでKLやその先に接続可能です。
これにより、シンガポール ↔ KL間の鉄道移動が1回の乗り換えで完結し、飛行機やバスに代わる魅力的な選択肢となります。
🏁 まとめ
ETSジョホールバル ↔ クアラルンプール路線の開通は、地域の鉄道移動における画期的な瞬間です。単なる新しい列車ではなく、マレーシア北部から南部までシームレスで最新の鉄道サービスを実現する国のビジョンが完成しました。そして、RTSリンクの開通により、シンガポールからクアラルンプールまで完全に鉄道で移動する夢が現実に近づきます。